素材について
漆喰
- 外壁
- 内壁
- 天井
サイディングやビニールクロスでは表現できない、 自然な風合いと癒しの空間をあなたの住まいに。
あなたが思い描く漆喰の家は...、
エーゲ海やプロバンス風?それとも日本の古民家風?
無添加住宅オリジナル漆喰なら、どんなデザインの住まいにもマッチする仕上がり。サイディングやビニールクロスでは表現できない風合いと、健康的な空間が生まれます。新築だけでなくリフォームにも最適な漆喰です。

漆喰の特長
調湿性能 結露を抑制!
漆喰は、微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露を起こす可能性がございます。)
抗菌性能 カビ・ダニを抑制!
漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。
耐火性能 火に強い!
建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。
吸着性能 化学物質を吸着分解!
シックハウス症候群の原因といわれる揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。
意匠性能 感じがいい、白い輝きと質感!
他の素材では表現できない漆喰壁の白い輝きは、漆喰が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし,元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムの結晶となり少しずつ硬化していきます。その白い結晶が光を乱反射し漆喰独自の白い輝きを放つのです。漆喰壁には自然な独特の風合いと質感があります。経年変化しても、いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。
省エネ性能 電力を16%削減!
無添加住宅の「オリジナル漆喰」が、夏季冷房におけるエアコンの消費電力量を削減する「省エネ性能」を合わせ持つことを、実建物を使った測定実験で検証し、結果一般的なビニールクロス内装仕様の居室より、オリジナル漆喰内装仕様の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されました。
メンテナンス性能 お手入れ簡単!
ちょっとした汚れは消しゴムで落とすか、カッターナイフで削って消します。ビニールクロスなどは、はじめはきれいですが、汚れるとお手入れをしたところで新しく貼り替えない限り、みじめさは拭いきれません。
安全性能 高い安全性!
漆喰はビニールクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、シックハウス症候群の原因の一つである揮発性有機化合物を放出することはありません。また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので人にとって最も親和性のある、食べられるくらい安全な物質と言えます。
クールーフ(天然石)
- 屋根
涼しい(クール)屋根(ルーフ)という意味を持つ クールーフは、天然石である粘板岩を使用。 街並に映えるデザインにもなります。
クールーフは天然石である粘板岩を使用しています。粘板岩とは、数億年にわたり泥質堆積岩が圧密された地層の地下深くで、地殻変動によってもたらされた高温・高圧によって生じた岩石です。この岩石は板状に加工しやすく、建築材料として古くからヨーロッパなどで屋根材として利用されてきました。数百年もの風雨に耐えて、現在にその美しさを保っているヨーロッパの街並には、欠かすことのできないものとなっています。クールーフはこの石を独自の工法で葺く石の屋根です。

クールーフの特長
屋根裏部屋が暑くない
当社独自の工法により、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現。
無風状態では差がほとんど見られませんでいたが、約2.5m/secでは屋根表面までも大きな温度差が確認されました。
※下記の晴天時の屋根の上では平均風速2.5mです。なお、この数値は数カ所測定値のもっとも高温値を表したものです。
石だけど軽い
広い面積の石を、独自の引っ掛け工法で葺くので、重ねしろが少なく、現在普及している平瓦に比べ、約30%も軽く葺くことができます。そのため屋根が重くならないので、地震時の揺れ等に対しても、構造躯体に負担がかかりません。
環境・エコロジー・健康
天然石ですので生産は無公害。アスベストなどの飛散物質も全くなく、生産にあたって二酸化炭素を排出しません。また、引っ掛けなので石に傷を付けることなく、再利用が簡単にできます。
炭化コルク
- 断熱材
炭化コルクはその名の通り、コルク樫の表皮からできています。
そのコルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて生産します。コルク自身のヤニで固形化するため接着剤を使用せず、まさに天然コルク100%の断熱材です。その性能はとても優れ、断熱・防音調湿・耐腐食性・防虫性などの優れた性能を持っています。

炭化コルクの特長
断熱性能
1立方センチメートルあたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されている炭化コルクは、優れた断熱性能(0.038W/m・k)を持っております。また、炭化させる前のコルクは、スペースシャトルのエンジンノズルの断熱材としても使用されていました。
防音性能
炭化コルクには優れた防音性と吸音性があります。(1,000~2,000ヘルツの音を吸音)。また、衝撃吸収性により、音の振動を遮ります。これにより、従来の高断熱・高気密住宅の「音が響く」という弱点を解消します。
調湿性能
炭化することでコルクの気泡部分が開き、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質を持つようになります。乾燥した冬、ジメジメした夏、この炭化コルクが湿気をコントロールします。
防虫性能
コルク樫の木は、虫から身を守るために忌避成分のあるスベリンという物質があり、虫やダニを寄せつけない住環境を作ります。
耐腐食性能
その名の通り炭化したコルクは、通気性、防虫性があり栄養分も無いので長く腐らず、その形状と弾力性を保ち、断熱性能を長期に渡り維持します。
パーフェクトバリア
- 充填断熱材
ポリエステルは、口をつける飲料ボトルに多用される程、大変安全な素材です。

パーフェクトバリアの特長
1.
成型の過程で一切の接着剤を使用していない為、ホルムアルデヒド等の有害物質揮発の心配がなく、シックハウスの原因物質となりません。
2.
ポリエステルは、虫食害、発酵腐敗の心配が無く、そのため一切の防止薬物の混入の必要が無く、防止薬剤による二次被害がありません。
3.
手触りも優しく、粉塵が肌に刺さることもありませんし、肺に刺さって、発ガン性を疑われることもありません。万一吸引しても咳で体外に排出されます。
4.
環境ホルモンも出さず、燃えてもダイオキシン・シアンガス等の有毒ガスを出す心配がありません。完全燃焼すると、水と炭酸ガスに分解します。
米のり
- 接着剤
無添加住宅は、木材の貼り合わせなどに使うのり(糊)すべてを、手づくりの米のりにしています。昔の大工さんは、朝一番、飯を木板の上で竹ベラでこねるのが仕事だったそうです。実際に米のりの接着力は強く、当社の実験でも木工用ボンドとほぼ同じ強度でした。こうした接着剤で十分な接着効果と健康的な効果が期待できるのです。

米のり接着の集成材ができるまで
無添加住宅の集成材は、米のりで接着しています。米は熱によってα化(高分子化)し、固まるとセルロース、つまり木と同じようなものに変化します。気温や湿度によって多少集成材が膨張したり、収縮しても米のり自体が木と一体化するので、剥がれにくいのです。一方、化学物質接着剤は木との収縮率の違いで、剥がれが生じやすくなります。しかも当然ですが、ご飯からできているので食べられるくらい安全で、揮発性有機化合物(VOC)による室内空気汚染もありません。
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無垢材
- 床材
- 建具
自然な環境で育った無垢材の表情は様々です。一本として同じものがないことを、短所ととらえるよりも自然の造形の美しさとしてお考え頂きたいのです。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそ、ぬくもりと安らぎを人に与えることができるのです。無添加住宅では、色や硬さ木目にそれぞれの美しさを持つ無垢材を各種取りそろえています。飽きのこない自然の風合いは、プリント合板の製品とは比べ物にはなりません。

無垢材の特長
調湿機能があるからこそ、床なりも自然な現象です。
無垢材は、季節によって床のスキ間が開き、踏み音が出る場合がありますが、特別不快な音ではないと思います。空気中の水分が季節により違うため無垢材がそれを吸収したり吐き出したりするために起こる現象です。無垢の木にとってはとても自然なことなのです。室内の湿気を調節してくれるありがたい特性です。逆に、一年中どの季節も全く変化しないことを木材に求めることは、本来とても不自然なことなのです。
無垢材は呼吸しています。だから完全無塗装。
今までは汚れ難くするという理由からウレタン塗装が望まれました。しかし本来無垢材は塗膜塗装をしないで使ってこそ、その良さが現れるのです。それは調湿機能が働いてくれるからです。ウレタン塗装などで塗膜を作ってしまうと湿気が吸いにくくなります。水分による変形は起こりにくくなりますが、無垢材の持っている優れた特性は殺してしまいます。無添加無垢材は無塗装が基本です。
柿渋
- 塗料
柿渋は、未熟な渋柿から製造しています。その柿渋を防腐・防カビとして、建具に独特の光沢を出す塗料として使っています。柿渋を塗ったところに太陽の光をあてると、徐々に深い味わいの色味に変化していきます。性能面もさることながら、その風合いはペンキでは現せません。天然素材なので安全な上に、時間が経つほどにその価値を感じていただけることと思います。
